低用量ピルで有名なマーベロンについてご紹介します。

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マーベロンとは

バイアグラ

マーベロンとは経口避妊薬のひとつです。種類は2種類あります。

・マーベロン21(1シート21錠入りタイプ)
・マーベロン28(1シート28錠入りタイプ)

MSD株式会社が製造・販売する低用量ピルで販売から30年近く経っており、効果・安全性が確立されております。

全世界で広く使用されており、もちろん日本国内でも有名な避妊薬です。

正しい方法で服用すれば、ほぼ99.9%避妊することができますが、飲む前にはどのような薬なのかをしっかり調べておく必要があります。

また、マーベロンは避妊だけでなくニキビ、肌荒れ、生理痛の軽減などにも多く使用されます。

開発元

マーベロンの開発元のメルク・アンド・カンパニーはアメリカ合衆国ニュージャージー州に本社があり、世界的に有名な製薬会社です。

世界で140か国以上事業を展開しています。

北米ではメルクと名乗り、日本を含むその他の国ではMSD(Merck Sharp and Dohme)の名前でビジネスを行っています。

日本でのキャッチフレーズは

・M(みらいを)
・S(すこやかに)
・D(できる薬)

が制定されています。

有効成分

マーベロンの有効成分は2つあります。

◇デソゲストレル
◇エチニルエストラジオール

マーベロン21と28では多少飲み方が違うだけなので配合量に変わりはありません。

デソゲストレル

Desogestrel(DSG)は経口避妊薬に含まれる成分でホルモンによる避妊に使用される物質です。

販売されているほとんどの経口避妊薬はエストロゲン化合物とデソゲストレルのようなプロゲスチンと含みます。

デソゲストレルを含む避妊薬は「第3世代の経口避妊薬」ということがあります。

第2世代と呼ばれている経口避妊薬もエストロゲン化合物とプロゲスチンが含まれていますが、アンドロゲン(男性化)の作用が強く、ニキビ、多毛症、肥満などの副作用があり、服用するうえでの悩みとなっていたようです。

上記の症状を抑えることに成功したのがデソゲストレルです。

また血液中のグルコース濃度や脂肪組織に影響が及ばないので、糖尿病や高脂血症の患者でも使用することが可能です。

しかしむくみや倦怠感などの作用もまれに起こるので覚えておいた方がよいでしょう。

エチニルエストラジオール

Ethinylestradiol(EE)とはほとんどの避妊薬に配合されているホルモン剤です。

避妊効果だけでなく前立腺がんや乳がんを治療する薬にも使用されます。

男性ホルモンの分泌を低下させたり、性腺刺激ホルモンの分泌を抑制したりするため腫瘍の勢いが無くなり症状が治まります。

以前は、ホルモン系の抗がん剤として広く扱われていましたが、ここ最近では新薬が導入されているため処方される機会が無くなっています。

マーベロンの効果

マーベロンはきちんと毎日飲めばほぼ99.9%避妊が成功する低用量ピルです。

効果としては、排卵を起こらせなくさせ、着床しにくい体を作ってくれるだけでなく子宮内膜も変化させるので、精子を子宮内に侵入させづらくする作用もあります。

幅広く使用方法があるので避妊のためだけに服用するわけではありません。

◇生理痛の軽減やPMSの改善
◇生理不順の調整・改善
◇ニキビや肌荒れの改善
◇女性器特有のがん予防(子宮頸がんなど)
◇女性特有の更年期障害の軽減・改善

マーベロンを服用しても生理が来なくなるわけではありません。毎日服用を続けているとホルモン量が一定になりますので生理周期も安定してくるようにもなります。

生理が規則正しく来るようになると、経血の量が少なくなり生理痛も緩和されます。

そのため避妊目的だけではなく生理痛がひどい人の治療にも使用されることが多いようですし、PMS(生理前のイラつきや落ち込んだ気分になること)を解消したりする効果もあるようです。

なかには、避妊薬を服用すると妊娠しづらくなるといった誤解もあるようですが、それは間違えです。

避妊薬ではありますが、生理周期の改善で女性器も正しい動きをするようになるのでいざ妊娠したいといった時に妊娠しやすい身体を形成してくれます。

ですのでマーベロンは不妊治療でも処方されることがあるようです。

また、避妊薬としてではなく、皮膚科や美容外科でも美容目的としてニキビや肌荒れの治療にも使用されることがあります。

思春期のニキビやストレスのニキビには男性ホルモンの増大が影響しています。

いままでニキビ治療に使用していた第1、第2世代のピルは黄体ホルモンに含まれる男性ホルモン用作用によって多毛症、肥満、ニキビの悪化の副作用が問題でしたが、それらを改善したのがマーベロン(第3世代)です。含有しているデソゲストレルは男性化作用がほぼないため、太らない・美しくなるピルと呼ばれています。

マーベロンの入手方法は産婦人科でもらうことが一般的ですが一部の皮膚科や美容外科でも処方されることはあるようです。

海外でも人気が高いピルなので個人輸入代行業者を利用して購入する人も多いようですし、値段も海外通販の方が安く購入できるようです。

低用量ピルと普通のピルの違い

黄体ホルモンと卵胞ホルモンの2種類が混合されているものをピルといいます。

その中でもピルはエストロゲンの量によって高用量、中用量、低用量、超低用量に分けられます。

どの種類のピルも避妊、生理痛緩和、治療に使用されます。

生理周期の調節や不正出血を止める場合は用量の多い中用量を使用し、治療や避妊のために長期間使用する場合は副作用や身体の負担を配慮して低用量を使用することが多いようです。

避妊薬では成分の配合量が多いほど副作用が発症しやすいといいますが、副作用には個人差があるので全くでない人もいればひどい副作用がでる人もいます。

また、マーベロンは低用量ピルの中でも含有しているデソゲストレルという主に男性ホルモン成分が少ないので肌が綺麗になるともいわれています。

高容量ピルと中用量ピルは治療目的の場合は保険が利きますが、それ以外の避妊であったり生理日調節等治療以外では保険は利きません。

低用量ピルは避妊の効用で承認されているため保険は利きませんし、また日本国内で超低用量ピルはまだ未承認です。